この記事では、「花金」【はなきん】と「プレミアムフライデー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「花金」とは?
昭和後期に会社員の間で使われていた花の金曜日を指す言葉が「花金」【はなきん】です。
月曜日から金曜日まで1日中仕事を頑張った人たちは1週間の最後となる金曜日は遊び歩くのが日課でした。
ちょうど土曜日も休みになる週休二日が始まっていたことも手伝って、金曜日は誰もが心を躍らせて踊ったり、食事する、異性と出会うため夜の街へ出かけて行ったのです。
「プレミアムフライデー」とは?
いつもの金曜日とは一味違う楽しい時間を月末最後に過ごすことを“Premium Friday”「プレミアムフライデー」といいます。
いつもの金曜日よりも豪華な食事したり、お金を使うといった楽しい日にしようと考えるのです。
この言葉を考えたのは経済界と日本政府であり、個人の消費をより活発的にするため掲げた言葉でした。
「花金」と「プレミアムフライデー」の違い
「花金」と「プレミアムフライデー」の違いを、分かりやすく解説します。
週休2日制が始まったことで、会社員の間では次の日が休日になる金曜日を「花金」と呼びました。
会社を飛び出した若者から中年世代は繁華街へと行って飲食したり、ダンスフロアーで踊り出会いを求める人も多かったのです。
もう一方の「プレミアムフライデー」は日本政府が公共機関と民間の企業に働きかけ、物を買えばポイントを還元するといった内容のキャンペーンからきています。
「花金」の例文
・『今日は花金なので、朝まで思い切り遊ぼうと同僚を誘った』
・『花金はジムに行って汗を流し、筋肉を鍛えて肉体改造する』
「プレミアムフライデー」の例文
・『プレミアムフライデーに高価な商品を買えばポイントが貯まった』
・『公共機関を思い存分楽しむのがプレミアムフライデーの醍醐味だ』
まとめ
金曜日を楽しむといったところは同じですが、個人が自ら楽しむため週末に街へ繰り出すか、月末だけいつもとは違う遊びをするといった違いがあると覚えておくといいでしょう。