この記事では、「自分のルーツ」【じぶんのるーつ】と「人生のルーツ」【じんせいのるーつ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「自分のルーツ」とは?
今、この世に存在する自分は一体どのような人から生まれたのか知ることを「自分のルーツ」【じぶんのるーつ】といいます。
このルーツを探るには家系図を見ればどのような人から生まれたか分かるわけです。
ルーツを細かく知れば先祖を大切にし、自分を好きになる元になるのです。
「自分のルーツを辿る」といえば、過去を振り返れば己のあり方が見えるようになるといった意味になります。
「人生のルーツ」とは?
過去にどのような生き方してきたかを表すのが「人生のルーツ」【じんせいのるーつ】です。
生まれた場所やどう生活してきたかといった自分が生きてきた原点や道を表します。
そして、何を生業としてそれをうまく活かした人生を送っているのか分かるようになるわけです。
また、人生において関わってきた人たちは誰か、どう影響を受けて今の道が切り開けたのかといった内容も含んでいます。
「自分のルーツ」と「人生のルーツ」の違い
「自分のルーツ」と「人生のルーツ」を、分かりやすく解説します。
己の命がある根源を探ることを「自分のルーツ」といい、先祖にはどのような人がいたかを知る行為を指します。
自分は何県から来たのか、家柄や先祖を探ることで視野と知識の幅が今よりも広がっていくわけです。
また、今よりも自分を大事にしたり、思い入れが強くなる効果をもたらします。
もう一方の「人生のルーツ」は生きている間にどのような人から何を学び、経験して今の自分があるかを表す道を指す言葉といった点が違うわけです。
「自分のルーツ」の例文
・『自分のルーツの起源がどこにあるか知るため、一人旅に出た』
・『自分のルーツを知り、これからは家族を大事に生きようと考えた』
「人生のルーツ」の例文
・『人生のルーツを知るため、アルバムを取り出して過去を振り返る』
・『人生のルーツは、母のお腹の中から生まれたときから始まっている』
まとめ
どちらも似たような意味で使われている言葉ですが、自分を指すか人生といった点に違いがありますので、使い方に工夫して場面に応じた使い方をしてみるといいでしょう。
