この記事では、「スポイル」と「甘やかす」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スポイル」とは?
「スポイル」の意味は以下の通りです。
1つ目は「ものごとを台無しにする・壊す」という元の意味です。
2つ目は「食べ物や味などを損なう・腐らせる」という意味です。
3つ目は転じて「子どもを甘やかしてダメにする」という意味です。
「スポイル」の言葉の使い方
「スポイル」は英語の「spoil」が日本語化した言葉で、「味を損なう」「食べ物を腐らせる」「状況を台無しにする」「子どもを甘やかしてダメにする」という意味です。
元は「動物の皮をはぐ」「略奪する」という意味の言葉でしたが、次第に変化して上記の様に使われる様になりました。
「甘やかす」とは?
「甘やかす」は、「子どもなどを厳しくしつけず、わがままにさせておくこと」です。
子供のやりたい様にさせて我慢させず、その結果自分勝手に育ってしまうことを表します。
「甘やかす」の言葉の使い方
「甘やかす」は動詞として「甘やかす・甘やかした」と使われることが多くなります。
「甘やかす」は「甘えさせる」というに、「そのようにさせる」という意味の「~かす」が付いた言葉です。
「甘えたい様にさせて、わがままに育てること」という意味で使われています。
「スポイル」と「甘やかす」の違い
「スポイル」は「略奪する」から転じて「台無しにする」「損なう」「わがままに育てる」という意味です。
「甘やかす」は「甘えたい様にさせて、わがままに育てること」です。
「スポイル」の例文
「スポイル」の例文は以下の通りです。
・『主役が欠席してパーティをスポイルする』
・『スープが冷めてスポイルになる』
・『子供をスポイルするのは良くない』
「甘やかす」の例文
「甘やかす」の例文は以下の通りです。
・『部下を甘やかすとつけあがる』
・『子供を甘やかして自己中に育てる』
・『愛犬を甘やかして肥満にする』
まとめ
今回は「スポイル」と「甘やかす」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。