「そもそも」と「本質的には」の違いとは?分かりやすく解釈

「そもそも」と「本質的には」の違いとは?違い

この記事では、「そもそも」「本質的には」の違いを分かりやすく説明していきます。

「そもそも」とは?

「そもそも」には以下の意味が含まれています。

「最初」「発端」という意味で副詞的にも用いられることのある名詞。

「いったい」「だいたい」「さて」という意味で用いられる接続詞。

「そもそも」を漢字になおすと「抑」「抑々」と表記されます。


「そもそも」の使い方

「そもそも」は名詞や接続詞として使われています。


「本質的(ほんしつてき)には」とは?

「本質的には」とは、「根本的には」などの意味で用いられる言葉です。

「本質」「物事における根本的な要素や性質」「本来の姿」、哲学において「存在するものの本性や基底を成すもの」などの意味が含まれています。

「本質的には」の使い方

「本質的には」「根本的には」「本来の性質的には」などの言い換えとして使われています。

「そもそも」と「本質的には」の違い

「そもそも」は主に「最初から」「はじめから」という意味を表し、対して、「本質的には」は主に「根本的」「基本的」「第一義的」という意味を表します。

「そもそも」の例文

・『私はそもそも、この提案には当初から反対していた』
・『そもそも、それを比較対象として引き合いに出すのは間違っている』
・『そもそも、同じ物事に対して、人間がどの程度幸福を感じるかは個人の環境や背景によって大きく変わるものだ』

「本質的には」の例文

・『彼の主張はやや強引なところがあるが、本質的には間違っていないと思う』
・『両者は一見同種のように見えるが、本質的には異なる種である』
・『本質的には、明確な数字的データに基づいていないこの理論は誤りであると言える』

まとめ

「そもそも」「最初」「発端」「いったい」「だいたい」「さて」という意味で用いられる言葉です。

そして、「本質的には」「根本的には」「基本的には」などの意味で用いられる言葉になります。

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