この記事では、「よかったら」と「よければ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「よかったら」とは?
助けを必要としている人に対し、好意を持って話しかけるとき使う言葉が「よかったら」です。
使い方としては、「よかったら使ってください」と、何かを必要としている人に対して物を差し出します。
また、職場では「よかったら書類を作成します」と他の仕事に手が回らない人に対して、自分が手を貸してあげるといった際に使う言葉です。
「よければ」とは?
相手を丁寧な言葉で誘ったり、失礼なく指示するときに使うのが「よければ」です。
使い方としては、「よければお昼ご飯でもいかがですか」と人を誘います。
また、手元に説明書がなくて困っているときは「よければ添付しますが」と伝えるわけです。
このように、相手に対して親切心を伝えて話しかける際のクッション言葉になります。
「よかったら」と「よければ」の違い
「よかったら」と「よければ」の違いを、分かりやすく解説します。
相手に対して失礼がないようお伺いを立てるときに使う言葉ですが「よかったら」です。
親切心を持って困っている人の相談にのったり、必要としている物を渡すときに使う言葉です。
文字がよく見えない人には「よかったら虫眼鏡を使ってください」と、持っている物を差し出すわけです。
もう一つの「よければ」は自分が率先して相手の代理を務めるときや、親切心を伝えるときに使う丁寧語になります。
「よかったら」の例文
・『よかったら午後16時から4番の部屋を使ってください』
・『よかったら私が会場に並び、お昼ご飯を買っておきますが』
「よければ」の例文
・『よければこちらの方で羽根布団を洗っておきますが』
・『よければ午後から荷物を渡しに行きましょうか』
まとめ
意味がとても似ている言葉を2つご紹介しました。
相手の年代や立場などからどちらを使えばいいかよく考えて、うまく使い分けてみるといいでしょう。