この記事では、「半分」と「二分の一」の違いを分かりやすく説明していきます。
「半分」とは?
「半分」は「はんぶん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は、「あるものを中ほどで区切った広さや数量のこと」という意味です。
2つ目は「ほとんどその情痴になっていること」という意味です。
3つ目は名詞に付き、真剣な気持ちと同じくらい軽い気持ちが含まれている様子のことです。
「半分」の言葉の使い方
「半分」は名詞として「半分にする・した」「半分眠っている」「面白半分」などと使われます。
「半」は「なか(ば)」とも読み「二つに分けた片方」「まだ全体に行き渡らない」という意味、「分」は「わ(ける)」とも読み「全体をいくつか別々にする」「全体を構成する一部」「ものごとの程度や状態」という意味、「半分」で「ものの全体を、中ほどで区切って別々にしたものの片方」「ものごとの中途となる程度や度合い」になります。
基本的に、正確に2等分できないものを、ほぼ中ほどで区切った片方の、数量や度合いに使われます。
「二分の一」とは?
「二分の一」は「にぶんのいち」と読みます。
意味は、「2つに等しく区切ったうちの片方」です。
正確に測り、数値が等しくなるようにきっちりと分けたものの一方に使われます。
「二分の一」の言葉の使い方
「二分の一」は名詞として「二分の一にする・した」「二分の一の量」などと使われます。
「二」は「ふたつ」という意味、「分」は「全体をいくつか別々にする」「全体を構成する一部」「ものごとの程度や状態」という意味、「の」は接続詞、「一」は「ひとつ」という意味、「二分の位置」で「全体を等しくふたつに区切ったうちのひとつ」になります。
基本的に、ある物を正確に2つに分けたものを、元の大きさと比較して使う言葉です。
「半分」と「二分の一」の違い
「半分」は「ものの全体を、中ほどで区切って別々にしたものの片方」「ものごとの中途となる程度や度合い」という意味、正確に2等分できないものに使われます。
「二分の一」は「全体を等しくふたつに区切ったうちのひとつ」という意味、正確に2つに分けたものに使われます。
まとめ
今回は「半分」と「二分の一」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。