「抜く」と「抜ける」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「抜く」と「抜ける」の違いとは?違い

この記事では、「抜く」「抜ける」の違いを分かりやすく説明していきます。

「抜く」とは?

中に入っているもの、刺さっているもの、はまっているものを引っ張って取る、中に満ちていたり含まれていたりするものを外に出すという意味です。

庭に雑草が生えています。

雑草だらけだと美しくないので、雑草をなくすことにしました。

手で雑草を持って、引っ張って地面から取ります。

この行為が「抜く」が意味するものです。

浮き輪を使った後には、中に入っている空気を取り出してしまうはずです。

中に入っている空気を外に出すことは、「浮き輪から空気を抜く」といいます。

自然とそうなるのでなく、意図して引っ張って取ったり、外に出したりすることを意味します。


「抜ける」とは?

中に入っているものや刺さっているものが離れて取れる、中に満ちていたものや含まれているものが外に出る、という意味です。

髪の毛を洗ったり、クシでとかしたりすると、髪の毛が取れることがあります。

取ろうと思って取ったのではありません。

これを「髪の毛が抜ける」といいます。

自転車のタイヤの空気は、時間が経つと自然とタイヤから出て行ってしまいます。

これは「タイヤから空気が抜ける」といいます。

中に入っているものや刺さっているものを取ろうとしたり、中に満ちているものや含まれているものを外に出そうとして、そうしているのではありません。

自然とそのような状態になることをいいます。


「抜く」と「抜ける」の違い

「抜く」「抜ける」の違いを、分かりやすく解説します。

似たような意味を持っていますが、その行為を意図的に行っているのか、自然とそうなるのかという点に違いがあります。

前者は、そうしようと思ってその行為を行っています。

「雑草を抜く」のは、そうしようと思って行っていることです。

後者は、自然とそうなっています。

「自転車のタイヤから空気が抜ける」のは、そうしたくて行っているのではなく、自然とそうなっています。

まとめ

意図的に行っているのか、自然とそうなるのかという点に違いがあります。

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