この記事では、「駄菓子」と「スナック菓子」の違いについて紹介します。
駄菓子とは?
駄菓子とは、子ども向けに製造されているリーズナブルなお菓子のことをいいます。
江戸時代では砂糖は非常に高価で、砂糖を使ったお菓子のことを上菓子と呼んでいました。
価格の安い黒砂糖を使ったお菓子もあり、上菓子と区別するために雑菓子と呼ばれるようになります。
それが駄菓子に変化し、庶民のおやつとして食べられている安価なお菓子を指す言葉になりました。
昭和に入ると駄菓子屋が各地に登場し、子どもがお小遣いで買えるようなお菓子を販売します。
くじ付きで当たりが出るとおまけがもらえたりすることもあります。
スナック菓子とは?
スナック菓子とは、イモや豆、トウモロコシなどの原料を揚げて製造したお菓子のことをいいます。
ジャガイモを薄切りにして食用油で揚げ、味付けしたものはポテトチップスと呼ばれています。
形が不揃いな成型されていないものと成型されているものがあります。
最近では、カロリーを抑えた揚げずに作るポテトチップスもあります。
また、フレーバーの種類も豊富です。
うすしお味やコンソメ味、のり塩味など定番の味に加え、季節限定のフレーバーなども続々と登場します。
おやつとして食べられていますが、お酒のおつまみとして食べることもあります。
駄菓子とスナック菓子の違い
駄菓子は子ども向けに製造されているお菓子で、一つ一つの容量が少なく価格は安価です。
スナック菓子はイモやトウモロコシなどを揚げてつくるお菓子で、駄菓子よりも1つのパッケージに入っている量は多くなっています。
ただし、駄菓子の中にはスナック菓子もあります。
例えばベビースターラーメンはスナック菓子の一種ですが、駄菓子としても知られています。
まとめ
駄菓子は子ども向けの安価なお菓子で、スナック菓子はジャガイモやトウモロコシ、豆などを揚げて作るお菓子です。
駄菓子の中にはスナック菓子もあります。