この記事では、「飛行機」【ひこうき】と「航空機」【こうくうき】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「飛行機」とは?
航空機の一種である空中を飛ぶ大型の乗り物を「飛行機」【ひこうき】といいます。
旅行やビジネスで空を飛び、目的地へ乗客を届けるのが仕事であり、難易度が高い試験を受けて合格したパイロットが運転する乗り物です。
動力装置がある「飛行機」は、レーダーや多数の装置を駆使して、日本から米国、中国、アフリカといった何千kmと離れた場所にも数日間で到着します。
翼にいたっては固定翼といったものを搭載し、揚力を得て雲よりも高い位置を飛べるよう設計されている乗り物を指すわけです。
「航空機」とは?
空を飛ぶ「航空機」【こうくうき】には、空気よりも軽い飛行船や気球など見た目が「飛行機」とはまったく異なる乗り物があります。
気球にいたっては縦方向に上がっていき、それが風の影響によって流されて上空を移動するわけです。
また、空気より重いものには人を救助したり、上空から地上を撮影するといったことに使うヘリコプターや、グライダーといった乗り物があります。
「飛行機」と「航空機」の違い
「飛行機」と「航空機」の違いを、分かりやすく解説します。
何百人と多くの乗客を乗せて目的地に届けるのが「飛行機」です。
荷物を載せられるよう設計されていて、固定翼で高い上空を飛べるように動力装置が付いています。
上空では動力によって落ちることもなく、一定の速度と動きを保ちつつ飛行できるのが利点です。
室内には乗客が大勢座れるよう座席が取り付けてあるため、安全ベルトして乗れます。
もう一方の「航空機」は大気中にのるようにして、横に移動していく乗り物が多く、その中でも気球は立ったままの状態で乗れる、重力が「飛行機」に比べて軽いといった特徴がある乗り物です。
まとめ
どちらも空を飛んで移動する乗り物を指すものですが、重さや座席の有り無し、移動の仕方など様々なところに違いがありますので、見比べてみるといいでしょう。
