「用いる」と「使う」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「用いる」と「使う」の違いとは?違い

この記事では、「用いる」「使う」の違いを分かりやすく説明していきます。

「用いる」とは?

「用いる」は、「使用する」という意味の言葉で、主に文語体の表現として使う言い方です。

ニュアンスとしては、「取り立てて役立てる」という意味合いを強く持つのが特徴です。

例えば、「高級食材を用いて料理を作る」「独創的な発想を用いる」といった使い方ができます。

「用いる」「用いて」「用いられる」などの言い回しがよく使われていますが、口語的に使ってはいけないわけではなく、文章中において適した表現ともいえます。

ただし、日常会話で使う表現ではないため、活用の場面をうまく使い分けると良いでしょう。


「使う」とは?

「使う」は、「使用する」という意味の言葉で、主に口語体の表現として、「使う」「使って」「使われて」などの言い回しが頻繁に“使われて”います。

「使う」は、目的を持って使用され、例えば、「電子レンジを使う時短料理」「パソコンを使う授業」のような使い方ができます。

また、文語体の表現とはいえ、文章中にも使うことができます。


「用いる」と「使う」の違い

「用いる」「使う」は、どちらも「何かを使用する」といった意味合いの言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。

「用」の文字は、「柄を持って使う鐘」の象形が由来とされていることから、「取り上げて使う」「持ち上げて使う」というニュアンスとして「用いる」に繋がったようです。

対して、「使」の文字は、「人」+「役人が掲げる旗」の象形で成り立つことから、「つかう」「つかわす」という意味合いとなりました。

つまり本来は、「用いる」「特別な目的をもって取り上げて使うこと」を意味し、「使う」「何かに使う、使われる」という意味があったことがわかります。

また、文語体・口語体を区別するケースもありますが、「もっと頭を使って考えろ」などという場合には、「もっと頭を用いて考えろ」とは言わないことから、前後の言葉や文脈のニュアンスを理解して使うことが必要となります。

まとめ

いかがでしたか。

「用いる」「使う」は、どちらも「何かを使用する」という意味合いの言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。

文字の意味や由来から、本来の意味を紐解くと、言葉をより深く理解できるでしょう。

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