「揺れる」と「震える」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「揺れる」と「震える」の違いとは?違い

この記事では、「揺れる」「震える」の違いを分かりやすく説明していきます。

「揺れる」とは?

「揺れる」「上下、前後、左右などに動く」「不安定な状態になる」という意味を含める言葉です。

「揺れる」の類義語には「震動」「揺(ゆ)り」「動揺」「震撼」「振動」などがあります。

「揺」という漢字には「ゆれる」「ゆれ動く」「ゆする」「ゆらぐ」などの意味が含まれています。


「揺れる」の使い方

「揺れる」は動詞として使われている。


「震える」とは?

「震える」「細かく揺れ動く」「振動する」「寒さや激しい感情のために体に小刻みに動く」という意味を含める言葉です。

「震える」の類義語には「撹拌」「震動」「震撼」などがあります。

「震」という漢字には「ふるえる」「ゆれ動く」「おそれる」「ふるえておののく」などの意味が含まれています。

「震える」の使い方

「震える」は動詞として使われています。

「揺れる」と「震える」の違い

二語の細かい違いを見ていくと「揺れる」は比較的大きな動きに対して用いられます。

一方、「震える」は比較的小刻みな動きに対して用いられています。

ただし、ほとんど同じ意味で用いられているケースもあるため類義語の関係に当たると解釈できるでしょう。

「揺れる」の例文

・『車が揺れる度にコップのジュースが飛び跳ねるのが気になっていた』
・『彼の思いもよらぬ言葉に心が揺れる』
・『戦争や内紛によりその国の情勢は不安定に揺れている』

「震える」の例文

・『プロアスリートの心強い言葉に胸が震える』
・『あまりの恐怖に膝が震える』
・『寒さのあまり体がガタガタと震える』

まとめ

「揺れる」「震える」は近しい意味を表すことから類義語の関係に当たるということでした。

細かい違いでいうと「揺れる」は比較的大きな動きに対して用いられるのに対し、「震える」は比較的小刻みな動きに対して用いられているようです。

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