「意気揚々」と「意気軒」の違いとは?分かりやすく解釈

「意気揚々」と「意気軒」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「意気揚々」【いきようよう】と「意気軒昂」【いきけんこう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「意気揚々」とは?

意気込みを持って前向きに行動するといった意味で使われている言葉が「意気揚々」【いきようよう】です。

大変得意げに行動する姿はとても活発的で、元気がよく見えます。

自分はこのように生きたいと思う強い気持ちを持っているために、問題が起きたとしても立ち止まらず、前に向かって楽しく突き進んでいく人のさまを指す言葉です。


「意気軒昂」とは?

全身から溢れる元気とやる気を持って生きる人のさまを「意気軒昂」【いきけんこう】といいます。

元気よく走りまわる姿はとても盛んで、威勢がいいと見ている人にも元気を与えるわけです。

夏の暑い中、高校球児が大きな声を出しながら力を奮い立たせ、運動場を走り回る姿はまさに「意気軒昂」となり、応援する人も一緒に力を発散させてその場が一体になります。


「意気揚々」と「意気軒昂」の違い

ここでは「意気揚々」「意気軒昂」の違いを、分かりやすく解説します。

自分がやりたいと思う課題を取り上げて、その目標に向かって元気よく力を出し、一人でも意気込んで前に進む元気のいい姿を「意気揚々」といいます。

目的を持ち、前に進む人の姿はとても得意げに感じさせるのです。

もう一方の「意気軒昂」は目的を達成するため全身から漲る力を振り絞り、一つの目的を大勢で団結してうまく達成するといったところが違う点です。

「意気揚々」の例文

・『意気揚々とした姿を見せる生徒に力を貸したいと思う』
・『海外へ向かう兄の意気揚々とした姿に勇気を貰った』

「意気軒昂」の例文

・『威勢がある意気軒昂な姉の姿に自分の未来を重ねた』
・『意気軒昂な野球少年の姿を見ると勇気と元気を貰える』

まとめ

とても似ている意味がある言葉を2つご紹介しましたが、使い方が異なる点が幾つかありますので、異なる点を見比べてみるといいでしょう。

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