この記事では、「興味津々」と「興味津津」の違いを分かりやすく説明していきます。
「興味津々」とは?
興味や関心が尽きず、あとからあとからわいてくるさま、という意味です。
「興味」には、その物事に感じるおもしろ味という意味があります。
「津々」は、次々とわきでるさまという意味です。
「々」は踊り字の一種で、同じ漢字を重ねるときに用います。
好奇心旺盛な仔猫は、このようなさまを見せることがあります。
飼い主が何かを食べていればそれに興味を示し、外を鳥や昆虫が飛んでいればそれに興味を示し、ボールを転がせばそれに興味を示し、興味があとからあとからわいてきて、尽きることがありません。
人間の子どもでもそのようなことがあります。
大人でも、この言葉が意味するさまを示すことがあります。
年齢は関係ないのです。
「興味津津」とは?
興味や関心が尽きず、あとからあとからわいてくるさま、という意味です。
小さな子どもが植物を見つけたときのことで説明をします。
散歩をしていたら、道端には花が咲いていました。
花に興味を持ったのか、そこで立ち止まってしまいました。
この植物を見て、「なんていう名前なの」「何できれいなの」「何で花が咲くの」「何でこんなにいっぱい咲いているの」とたくさんの質問をしてきました。
そのものに関心があるからこそ、たくさんの質問がでてきます。
どうでもいいものなら、疑問はでてきません。
このとき、興味があとからあとからわいています。
このようなさまを意味します。
「興味津々」と「興味津津」の違い
「興味津々」と「興味津津」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉も意味は同じです。
「津々」「津津」と漢字が違いますが、「々」は同じ漢字を重ねるときに使うもので、「津津」と同じ意味です。
どちらの書き方をしても間違いではありません。
まとめ
2つの言葉の意味は同じです。
漢字が違いますが、どちらも間違いではありません。
読み方にも違いはありません。