「粗末」と「粗放」の違いとは?分かりやすく解釈

「粗末」と「粗放」の違いとは?違い

この記事では、「粗末」「粗放」の違いを分かりやすく説明していきます。

「粗末」とは?

「粗末」は、大切にしていないといけないものなどを大切にせずに扱うことや、必要ではないはずなのに必要ではないものを必要であるかのように浪費させる勿体ない使い方をすることです。

つまり、「食べ物を粗末に」であれば、食べ物を大切にせず乱雑に扱うことを意味しますが、「電動ドライバーを粗末に使う」というと大切にせずに乱雑に使うことのほか、電動ドライバーを必要としていないのにもかかわらず、無駄に電動ドライバーを使ったという意味になります。


「粗放」とは?

「粗放」は、物に対してであればそもそも物とかを大切にせず、乱雑に扱うことを意味します。

なので、「粗放」は、不必要に物を使用するという考えすらなく、大切に扱ってません。

つまり壊れてもよいという考えで物を扱うことを「粗放」と言います。

また、「粗放」は、意味自体が乱雑に扱うという意味になるので、物以外にも適応が可能な言葉です。


「粗末」と「粗放」の違い

両者の違いは、必要ではないにもかかわらず、物を浪費させるかということと、そもそも物自体を大切にしないという違いです。

「粗末」も、大切にしないことを意味しますが、「粗末」の場合無駄にするという意味のほうが強いです。

「粗放」は、無駄を通り越して壊れてしまうかもしれないということを意味し、壊れてもよいという考えで物を扱うという違いがあります。

「粗末」の例文

・『食べ物を粗末にする』
・『電動ドライバーを粗末に扱う』

「粗放」の例文

・『粗放に電動ドライバーを扱って壊れた』
・『粗放な態度』

まとめ

「粗末」については、大切にしなかった結果無駄にしてしまうという意味のほか、不必要に浪費するという意味があり、「粗放」の場合はそもそもが大切に扱うことをしません。

よって、「粗放」は壊れてもよいという考えのもと物を扱うことを意味しますので「粗放な態度」というのは、相手のことを全く考えない態度で、相手がどうなろうと知ったことではない態度のことを意味します。

「粗放」は乱雑に扱うという意味で使用する場合適応できるものとか事柄が多いのが特徴でしょう。

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