世界の高級食材として名高いのが「トリュフ」。
そして「トリュフ」にはいくつかの種類があります。
この記事では、「白トリュフ」と「黒トリュフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「白トリュフ」とは?
「トリュフ」と聞いて思い浮かぶのが黒い色のものではないでしょうか。
なぜなら日本国内で流通しているトリュフはほとんどが黒い色の「黒トリュフ」だからです。
しかし「白トリュフ」と呼ばれる白い色をしたものもあります。
こちらは非常に希少価値が高く、日本ではほとんどお目にかかれない高級食材です。
主な産地は北イタリアで、香りが非常に高く生で食べるのに適しています。
デリケートな食材で痛みやすいために、なかなか流通しないために、「白トリュフ」を食べたことのある人は、それほどたくさんいません。
「黒トリュフ」とは?
「黒トリュフ」は黒い色をしたトリュフです。
高級食材といえども、この「黒トリュフ」は日本国内でも比較的簡単に口にできます。
秋から冬にかけてフレンチやイタリアンを食べに行くと、この「黒トリュフ」を使ったメニューを目にするはずです。
「黒トリュフ」の主な産地はフランス、スペイン、イタリアなどのヨーロッパですが中国産もあり、こちらは価格がヨーロッパ産より抑えられています。
「白トリュフ」と「黒トリュフ」の違い
「白トリュフ」と「黒トリュフ」の違いを、分かりやすく解説します。
世界の珍味として有名な「トリュフ」には「白トリュフ」と「黒トリュフ」があります。
このふたつのトリュフの違いもちろん色です。
ですから素人でも見た目でこのふたつのトリュフを区別できます。
また味については、「白トリュフ」の方が「黒トリュフ」香りが高いのが一般的です。
また食べ方ですが、香りの高い「白トリュフ」は調理するより生で食べる方が美味しく、「黒トリュフ」はスライスして生で食べることもあれば、調理されるケースも多い食材です。
まとめ
日本人が「松茸」を珍重するように、ヨーロッパでは「トリュフ」を愛する人がたくさんいます。
以前は日本では手の届かない食材でしたが、現在は「トリュフ」入りのオイルやソルトをはじめとして、「トリュフ」味のチップスなども流通しているので、気軽に「トリュフ」の香りは楽しめます。