「我流」と「自己流」の違いとは?分かりやすく解釈

「我流」と「自己流」の違いとは?違い

この記事では、「我流」【がりゅう】と「自己流」【じこりゅう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「我流」とは?意味

自分が考えた流儀を独自のやり方で実行することを「我流」【がりゅう】といいます。

手本があるわけでもなく、過去にやった人もいないことを自分勝手に行う流儀を指す言葉です。

社会的に認められるものではないため、多くの人は認識していない流儀になります。

正統ではない動きを披露し、人に伝授するといった行為を意味する言葉でもあり、自分のやり方に執着している人に対して使う言葉です。


「自己流」とは?意味

他人の手本なしに、自分が考えた独特のやり方で習得したことを「自己流」【じこりゅう】といいます。

「自己」は自分自身を指し、そこに特有のやり方という意味合いがある「流」を掛け合わせたものがこの言葉の意味となるわけです。

自分で考えた前例がない流儀を意味するものであり、正式な順序やコツはない行為や考え方を指します。


「我流」と「自己流」の違い

「我流」「自己流」の違いを、分かりやすく解説します。

誰にも教わらない、自分のやり方に拘って人に伝授することを「我流」といって、いかに独学で学んだかを伝えられる言葉です。

自分本位で物事を決めたり、考えて実行したかを表す「我」と、特有のやり方を指すのが「流」になり、この2つの言葉を掛け合わせたのが「我流」になります。

もう一方の「自己流」は他人から教えられず、自分なりにやる行為という意味がある言葉です。

「我流」の例文

・『我流でうなぎの捌き方とタレを作りだした』
・『その我流では店を開いても客が来ないと指摘した』

「自己流」の例文

・『ビジネス学を習得せずに、自己流で企業しても長続きしない』
・『自己流で学んだ英語は海外の人にまったく通じず困った』

まとめ

どちらも似ている言葉ですが、少し使い方や意味に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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