この記事では、「ぴえん」と「ぱおん」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ぴえん」とは?意味
「ぴえーん」と泣いたときの声を若者の間ではかわいらしく「ぴえん」といいます。
悲しくて泣いているさまを擬態語にして表す言葉であり、10代の女性の間で使われていました。
ただ、物凄く悲惨な出来事が起きて泣くというよりも、授業で必要な物を家に置き忘れてきたとか、大事な靴が汚れたという日常的に起こる残念な現実にぶちあたったときに使われています。
「ぱおん」とは?意味
象のように大きな声で鳴きたいと思う場面で若者が使う言葉が「ぱおん」です。
もう悲しすぎて立ち直れないとき、その泣きそうになる気持ちを表して、相手へいかに自分が落ち込んでいるかを伝えます。
反対に、踊りだしたくなるほど嬉しい出来事が起きたとき「ぱおん」といって相手に喜びの感情を伝える言葉にもなるのです。
この「ぴえん」を遥かに超えた激しい喜怒哀楽を伝えられます。
「ぴえん」と「ぱおん」の違い
ここでは「ぴえん」と「ぱおん」の違いを、分かりやすく解説します。
悲しい気持ちを簡単に表せるのが「ぴえん」です。
スカートの裾が切れてしまったとか、髪飾りが無いなどといった残念な出来事が起きたとき「ぴえん」と言ってがっかりする気持ちを表します。
もう一方の「ぱおん」は「ぴえん」以上に悲惨な出来事が身に起こったとき使うという違いがあり、辛くて酷く落ち込んでいる状態を表せるところが違う点です。
「ぴえん」の例文
・『アイドル歌手のうちわを家に置いてきた。ぴえん』
・『ぴえん。お金が足りなくて服を1枚しか買えない』
「ぱおん」の例文
・『お腹が痛くて合コンに行けない。ぱおん』
・『懸賞で冷蔵庫が当たった。ぴえん超えてぱおん』
まとめ
どちらも若い女性が使う感情表現ができる言葉ですが、「ぱおん」の方がより悲しい気持ちを表せると覚えておけばいいでしょう。