この記事では、「とん平焼き」と「お好み焼き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「とん平焼き」とは?
豚肉や野菜などを炒めたものを卵で包んだ食べもののことです。
大阪で生まれたとされています。
関西ではなじみのある食べものです。
本来は小麦粉の生地を用いるのですが、作り方はさまざまで、小麦粉の生地を使わないものもあります。
作り方を簡単に説明します。
キャベツは千切りに、豚肉は5cmの長さに切り、もやしはさっと洗って水切りします。
ボウルに卵、水、片栗粉、塩を入れてかき混ぜます。
フライパンを熱してサラダ油をひき、豚肉を炒めます。
肉の色が変わったらキャベツともやしを加えて炒めす。
そこに、ソース、みりん、しょうゆ、ケチャップで作った汁を加えて、さらに炒めます。
別のフライパンで卵を薄く広く焼きます。
半熟状態になったら、先ほどの具材をフライパンの中央に加えます。
卵を両端から折りたたみ、具材を包みます。
包んだ端の部分が下になるように皿に盛りつけ、青のり、ソース、マヨネーズなどをかけます。
「お好み焼き」とは?
小麦粉の生地にキャベツやイカなどの具材を加えて焼いた食べもののことです。
地域によって違いがあり、「キャベツお好み焼き」「広島風お好み焼き」などがあります。
作り方を簡単に説明します。
ボウルに小麦粉と水または出汁を入れてかき混ぜ、生地を作ります。
キャベツ、桜えび、イカ、チーズなど好みの具材を準備します。
生地と具材を混ぜ合わせたものを、油をひいて熱した鉄板やフライパンに流し入れます。
片面が焼けたら裏返し、反対側も焼きます。
焼きあがったら完成です。
ソース、マヨネーズ、青のりなどをかけて食べます。
「とん平焼き」と「お好み焼き」の違い
「とん平焼き」と「お好み焼き」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は豚肉を使った具材を卵で包み込んでいることが特徴です。
後者は使用する具材の種類はさまざまで、豚肉を使わないこともあります。
生地には小麦粉を使用します。
卵で包むことはしません。
まとめ
焼くという調理方法が同じですが、卵で包む、包まないという点に大きな違いがあります。