アウトドアで寝る時に布団代わりに使うシュラフには「封筒型」と「マミー型」があります。
2つのシュラフにはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「封筒型」と「マミー型」の違いを解説します。
「封筒型」とは?
シュラフの「封筒型」とは、「2枚の布を合わせた袋状のシュラフ」です。
「封筒型」の使い方
前後2枚の生地を縫い合わせた形を袋状のシュラフを指します。
手紙に使う封筒と同じような形状をしていることから「封筒型」と呼ばれています。
使い心地は布団に近く普段の寝具と同じような感覚で寝られる使いやすさが特長です。
体に密着しないので寝返りも打てるほどゆとりがありますが防寒性は低く寒い場所には不向きです。
「マミー型」とは?
「マミー型」とは、「体をすっぽりと包むような形状のシュラフ」です。
「マミー型」の使い方
「マミー型」の「マミー」とはミイラのことで、包帯に包まれ人の形をした棺に納められたミイラと同じように人の形をしたシュラフにすっぽり納まるようにして眠ります。
密着性が高いのでシュラフと体との隙間が少なく保温性は抜群ですが、使用中はほとんど身動きできず窮屈さが苦手な人には不向きです。
「封筒型」と「マミー型」の違い
布団と同じような感覚で使えてゆとりがある代わりに防寒性は低いのが「封筒型」、自由度が低い代わりに密着性が高く防寒性に優れるのが「マミー型」です。
「封筒型」は「マミー型」と比べてかさばるのでオートキャンプなど荷物をそれほどま小さくとめなくてもいい時に向いています。
登山など荷物を少なくしたい時はコンパクトに収納できる「マミー型」が向いています。
「封筒型」の例文
・『封筒型のシュラフを購入する』
・『家族連れには封筒型のシュラフがお勧めだ』
「マミー型」の例文
・『登山用のシュラフならマミー型がお勧めだ』
・『マミー型のシュラフは小まめに干す必要がある』
まとめ
「封筒型」と「マミー型」は形状の違いだけでなく使い勝手にも大きな違いがあります。
それぞれのメリットデメリットを比較してふさわしいシュラフを選んでください。