この記事では、「韓国」と「北朝鮮」の違いについて紹介します。
韓国とは?
朝鮮半島の南部に位置する共和制国家で、正式には大韓民国といいます。
首都はソウルで、人口は5200万人ほどです。
韓国語が主要な言語で、ハングル文字が使われています。
朝鮮半島には数万年前から人が住んでいたといわれており、やがて古代国家が誕生します。
そして500年以上続く李氏朝鮮時代の後、第二次世界大戦を経て1948年に大韓民国として誕生しました。
朝鮮半島は、北緯38°を境にして南北に分断されています。
現在韓国は工業が盛んで、サムスン電子やLGエレクトロニクスなど大企業を輩出しています。
エンターテインメント業界も盛んで、BTSを始めとする韓国発祥の音楽K-POPや韓国ドラマなどは日本でも人気を博しています。
北朝鮮とは?
北朝鮮とは朝鮮半島の北部に位置する社会主義国家で、正式には朝鮮民主主義人民共和国といいます。
首都は平壌で、朝鮮労働党による独裁体制が築かれています。
北朝鮮の人口は2600万人ほどです。
北朝鮮は1948年に金日成(キムイルソン)の主導によって創建されました。
現在は金日成の孫にあたる金正恩を元首としています。
公用語は朝鮮語で、元々は同じ朝鮮民族であることから韓国と共通している文化も多いです。
韓国と北朝鮮の違い
朝鮮半島の北側にあるのが北朝鮮で、南側にあるのが韓国です。
韓国は経済成長が著しく、GDPを比較すると韓国の方が北朝鮮よりも大分上回っています。
韓国はIT化も進んでおり、インターネットも広く普及しています。
工業やエンターテインメント産業が盛んです。
北朝鮮も最近では積極的にIT事業を推進していますが、報道の自由度は低く様々な規制があります。
エネルギー不足や食糧不足による飢餓などの問題も抱えています。
まとめ
経済的に豊かなのは韓国で、北朝鮮は食糧不足やエネルギー不足の問題を抱えています。