この記事では、「食卓」【しょくたく】と「テーブル」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「食卓」とは?
家族が揃って卓上を囲み、一緒に飲食するために使うテーブルやちゃぶ台を「食卓」【しょくたく】といいます。
ちゃぶ台やテーブルといった食事するものを卓子と呼んでいました。
昭和の初期頃までは、日本の家屋には正座ができる和式で食事するのが主流であり、ちゃぶ台はそんな家族が座って食べるときちょうどいい高さだったのです。
このちゃぶ台がリビングやキッチンといった椅子に座ってご飯を食べるテーブルに変わったことから「食卓」も洋式に変化していきました。
「テーブル」とは?
食事するため料理を並べるのが「テーブル」です。
円形状や楕円形、正方形、長方形といった様々なものがあり、たいていは家族の人数によって大きさを選びます。
椅子に座って食べられる高さが主流であり、団欒したり、子供が家族と宿題するため使う場合もあるものです。
使われている材料は多くが丈夫で、ぬくもりを感じられる木材を使っているものが主流ですが、センターにおける高さが低いローテーブルや、お洒落な木目のシャルム、長く伸ばせる伸長式なども出ています。
「食卓」と「テーブル」の違い
「食卓」と「テーブル」の違いを、分かりやすく解説します。
一家で食事するため家族が集まって囲む台を「食卓」といいます。
形状は円形のちゃぶ台や四角、楕円形といったものが主流です。
材質は木目が出る木製が一般的であり、昭和の時代には団地でもよく正座して食べるちゃぶ台が使われていました。
家族がみな揃ってから行儀良く食事したり、たわいもない話をして楽しみます。
もう一方の「テーブル」は座面までの高さがあり、椅子に座って料理を食べる大きな机を指す言葉です。
天然木を使ったものにはお洒落なヴィンテージ風から家族向けのダイニングタイプ、高さが低い天板昇降可能なもの、グリットテーブルといった様々なものが出ていて、お洒落な部屋に合います。
まとめ
どちらも食事ができる台を指すものですが、時代と共に形状や高さが変化していきました。
自分なりにデザインや高さを調べてみて、異なる点を見比べてみるといいでしょう。