この記事では、「登山」と「トレッキング」の違いについて紹介します。
登山とは?
登山とは、山頂を目指して山に登ることをいいます。
山に登ることそのものを楽しみ、目的としています。
山菜やきのこを採るために山に登ったり、狩猟や学術的な調査、測量等のために山に登ったりすることは登山とはいいません。
登山の場となる山は様々で、手軽に登れる山もあれば重装備が必要な上級者向けの山もあります。
日本では登山はアウトドアレジャーとして人気が高く、2014年には山に親しむ日として山の日も制定されています。
登山は子どもからシニアまで幅広く楽しまれていますが、遭難事故などが発生することもあります。
トレッキングとは?
トレッキングも山に登ることですが、山の中を散策して自然に親しむことを目的としています。
山頂を目指すわけではありません。
その山ならではの景色を楽しんだり、歩くことで爽快感を味わったりします。
トレッキングの過程で、山頂に登ることはあります。
トレッキングにはいくつか種類があり、川に沿って歩くトレッキングはリバートレッキングと呼ばれています。
また、雪の中を歩くスノートレッキング、何日もかけて行うロングトレイルなどもあります。
それからマウンテンバイクを使ったトレッキングなどもあり、必ず自分の足で山に登らなければならないというわけではありません。
登山とトレッキングの違い
登山とトレッキングも山に登ることですが、山頂を目指しているかどうかに違いがあります。
山頂を目指して山に登るのが登山で、山を散策することを目的としているのがトレッキングです。
ただし、トレッキングでも山頂に登ることがあるので、登山とトレッキングの違いは曖昧です。
日本では装備が軽めで気軽に行える登山のことをトレッキングと呼ぶことが多いです。
まとめ
山頂を目指して山に登るのが登山で、山を散策することを目的としているのがトレッキングです。