「品定め」と「値踏み」の違いとは?分かりやすく解釈

「品定め」と「値踏み」の違いとは?違い

この記事では、「品定め」【しなさだめ】と「値踏み」【ねぶみ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「品定め」とは?意味

商品の質や使われている素材をよく見たうえで、本当にその価格で妥当なのか調べることを「品定め」【しなさだめ】といいます。

とくに、スーパーや百貨店に売っている商品を見比べて、どちらの方が縫い方がしっかりしているとか、味が染みているか比較して、よりいいと思う方を購入するのです。

このようなところから、誰が自分と話が合うか見定めて選ぶ行為を示します。


「値踏み」とは?意味

自分で物の値段を見積ることを「値踏み」【ねぶみ】といいます。

自分なりに商品の値段はどのくらいか検討して、どの程度の価値があるのかも考えて価値を評価するのです。

また、人の持ち物や行動、考えを見て、その人の価値を評価にする行為を「値踏み」ともいいます。

恋愛においては、相手の服装や話し方を見て、自分に相応しい相手であるか評価してから付き合うか定めるのです。


「品定め」と「値踏み」の違い

「品定め」「値踏み」の違いを、分かりやすく解説します。

服や食べ物、人の優劣を見比べて自分なりにいいと思う方を選びます。

主に同じ商品を2つ並べて、どちらの方がいい作りであるか、長く使えるので得か品質を見て定めるという意味があるわけです。

もう一方の「値踏み」は人の見た目や考え方、仕事のやり方などから評価し、商品であれば盛り付け方や味によって自分なりに値段を付けるという意味があります。

「品定め」の例文

・『高い商品なので、隣にある百貨店にも行って品定めした』
・『通る人の中から芸能人になりそうな女性を品定めする』

「値踏み」の例文

・『商品の値踏みして、どれが評価の高い服か見比べた』
・『あの人はブランドの服を着ているので、高い評価で値踏みした』

まとめ

どちらも自分の方から商品や人を評価する行為を指す言葉ですが、意味に違いがありますので、対象になるものを見比べて、うまく当てはめてみるといいでしょう。

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