日本語と英語は文化圏が違うことから、同じ箇所でも対応している言葉が違う例がいくつもあります。
日本語で手の部分を示す英語も日本語のニュアンスと若干違ものがあり、文化のギャップを感じることが可能です。
日本語の手や腕に当たる英語には“Arm”と“Hand”がありますが、こちらも日本語の使用感覚とは違うものとなっているので、知っておくと英語力の上昇に繋がります。
この記事では、“Arm”と“Hand”の違いを分かりやすく説明していきます。
“Arm”とは?
“Arm”は日本語では腕であり、手首の部分から肩までの箇所を指します。
日本語では手首には手という言葉が入っているのですが、“Hand”は使われないので気を付けましょう。
“Arm”の使い方
“Arm”を使った熟語は色々なものがあり、聞き馴染みがあるものが多いのが特徴です。
“Armwrestling”(アームレスリング)は腕相撲という競技であり、こちらは筋肉のある腕を使ってお互いの握った手を地面に付けさせたら勝利となるスポーツです。
“arm chair”(アームチェア)は肘掛けが付いた椅子を指し、全体的に腕を休めることが可能な家具となっています。
“robot arm”(ロボットアーム)は工場などで使われる機械式の腕であり、人間の腕ではできない作業することで知られています。
“Arm”は人間の腕という意味が有名ですが、それ以外にも眼鏡のつる、入江などの意味もあります。
さらに特徴的な意味としては権力、兵器、武器、武装、軍人の職があり、こちらは国際的なニュースでもよく使われています。
“disarm”という単語は武装の否定形であり、武装解除という意味があり政治経済のニュースで使われることで有名です。
“Hand”とは?
“Hand”は日本語で手であり、手首から手先までの部位を指します。
手の意味で使われることが多いのですが、手のような機能を持ったものにも使われます。
“Hand”の使い方
“handshake”(ハンドシェイク)は握手の意味であり、手の部分のみを使うのでこちらが使われます。
“handsign”(ハンドサイン)は手を使ったジェスチャーであり、言葉を使わないコミュニケーションとして全世界で使われています。
“handclap”(ハンドクラップ)は拍手の意味であり、賞賛を示す時に使われる言葉です。
“Arm”と“Hand”の違い
“Arm”は手首から肩までの部位を指すことが多いのですが、それ以外の用例としては権力、武装などの意味がありニュースでよく使われています。
“Hand”は手首から手先までの部位を指す単語であり、手助けするという意味もあります。
まとめ
このように“Arm”と“Hand”は日本語で適応する箇所が違うものであり、それ以外にも色々な意味を持っています。
“Arm”は英語のニュースなどで武装や武器という意味で使用されることが多く、知っておくと理解が深まるので覚えておきましょう。