この記事では、「着痩せ」と「着太り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「着痩せ」とは?
「着痩せ」は「きやせ」と読みます。
意味は、「衣服を着ると、本来の体型よりも細身に見える様子のこと」です。
実際の体型よりも、洋服を着た状態の方が痩せて見える人のことです。
洋服の色やデザイン、本人の身体のバランスなどによるもので、本当に体重が減るわけではありません。
「着痩せ」の言葉の使い方
「着痩せ」は名詞として「着痩せする」「着痩せ体型」などと使われます。
「着」は「衣服などを身につけるという意味、「痩せ」は動詞「痩せる」の連用形が名詞化した言葉で「体の肉が落ちて細くなること」、「着痩せ」で「衣服を身に付けると実際より身体が細く見えること」になります。
「着太り」とは?
「着太り」は「きぶとり」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「衣服を着込み過ぎてふくれて見えること」という意味です。
2つ目は「衣服を着ると、本来の体型よりも肥えて見える様子のこと」で、「着痩せ」の対義語になります。
「着太り」の言葉の使い方
「着太り」は名詞として「着太りする」「着太り体型」などと使われます。
「着」は「衣服などを身につけるという意味、「太り」は動詞「太る」の連用形が名詞化した言葉で「からだに肉や脂肪が厚くつく」という意味、「着太り」で「衣服を身に付けると実際より体が肥えて見えること」になります。
「着痩せ」と「着太り」の違い
「着痩せ」は「衣服を身に付けると実際より身体が細く見えること」です。
「着太り」は「衣服を身に付けると実際より体が肥えて見えること」です。
「着痩せ」の例文
「着痩せ」の例文は以下の通りです。
・『温泉旅行で友人が着痩せ体質であることが分かった』
・『彼女は着痩せ体質で得をしている』
・『背が高いので着痩せする』
「着太り」の例文
「着太り」の例文は以下の通りです。
・『着太り体質なので冬でも薄着で我慢する』
・『着太りするので体重を言うと驚かれる』
・『彼は着太りではなく本当にメタボだった』
まとめ
今回は「着痩せ」と「着太り」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。