この記事では、「文学部」と「文芸部」の違いを分かりやすく説明していきます。
「文学部」とは?
「文学部」は、「ぶんがくぶ」と読みます。
「文学部」は、「大学において、文学を学ぶ学部のこと」を意味します。
「文学」とは、「詩歌や小説、戯曲などの文学作品を研究する学問」のことを指します。
そのため、大学に通い詩歌や小説、戯曲などを学びたいと感じている高校生は、「大学の文学部を志望する」ことになるのではないでしょうか。
「文芸部」とは?
「文芸部」は「ぶんげきぶ」と読みます。
「文芸部」は、「大学において、文学とその他の芸術を学ぶ学部のこと」を意味します。
「文芸」は、「文学とそのほかの芸術」を意味することになります。
また、「文芸」には「芸術としての文学」を意味する場合もあります。
詩歌や小説などを、学問としてではなく、芸術として扱う場合に、「文芸」と呼ぶ場合もあるます。
「文学部」と「文芸部」の違い
「文学部」と「文芸部」の違いを、分かりやすく解説します。
「文学部」と「文芸部」は、似た印象のある学部になるため、違いが分かりにくいのではないでしょうか。
しかし「文学部」は、あくまで「文学」を学ぶ場なのに対して、「文芸部」は、「文学」に加えて「芸術」を学ぶ場だという違いがあります。
あるいは、「文学部」が、詩歌や小説を、学問として取り扱うのに対して、「文芸部」は、詩歌や小説などを芸術として取り扱うという違いもあります。
このように、「文学部」で学ぶ、詩歌や小説などに加えて、「文芸部」では、芸術についても学ぶという違いがあります。
また、詩歌や小説を学問として捉えるのが「文学部」、芸術として捉えるのが「文芸部」という、違いがあるのではないでしょうか。
まとめ
「文学部」と「文芸部」の違いについて見てきました。
大学受験の前に、「文学部」を志望すべきか、「文芸部」を志望すべきか迷うかもしれません。
2つの学部には微妙な違いがあるため、志望する時の参考にしてみてはいかがでしょうか。