「歩道橋」と「陸橋」の違いとは?分かりやすく解釈

「歩道橋」と「陸橋」の違いとは?違い

この記事では、「歩道橋」「陸橋」の違いについて紹介します。

歩道橋とは?

歩道橋とは、歩行者が安全に道路を横断するためにかけらた橋のことをいいます。

人の通行を目的としていますが、自転車も通行できる歩道橋もあります。

その場合、階段だけではなくスロープが付いています。

正式には横断歩道橋といい、交通量が多い道路や幅の広い道路などにかけられることが多いです。

交通量が多い道路では歩行者が道路を横断するために信号機を設置すると、道路が渋滞してしまいます。

それを防ぐ目的で造られたのが歩道橋です。

また、最近ではエスカレーターやエレベーターを備えた歩道橋なども増えています。

駅前などには商業施設や広場、歩道橋が一体化したペアストリアンデッキ等もあります。


陸橋とは?

陸橋とは、道路や鉄道線路などを渡るためにその上にかけられた橋のことをいいます。

「りっきょう」といいますが、「りくばし」ということもあります。

また、陸橋には跨線橋(こせんきょう)と跨道橋(こどうきょう)の2種類があります。

跨線橋は鉄道にかかる橋のことで、跨道橋は道路にかかる橋のことを指します。

陸橋は歩行者や自転車が通ることもありますし、自動車が通ることもあります。


歩道橋と陸橋の違い

歩道橋も陸橋も鉄道線路や道路にかけられた橋のことをいいますが、自動車が通行できるかどうかに違いがあります。

歩道橋は歩行者が通行するために造られた橋なので、自動車は通行することはできません。

ただし、自転車はスロープが付いていれば通行できることもあります。

それに対して陸橋は、歩行者や自転車だけではなく自動車も通行できる橋になります。

それから地域によっても呼び方には違いがあり、四国などでは歩道橋のことを陸橋と呼んでいたりもします。

まとめ

歩道橋は歩行者と自転車しか通行することはできませんが、陸橋は歩行者と自転車に加えて自動車も通行することができます。

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