「着用感」と「使用感」の違いとは?分かりやすく解釈

「着用感」と「使用感」の違いとは?違い

この記事では、「着用感」【ちゃくようかん】と「使用感」【しようかん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「着用感」とは?意味

服を着たときに感じる着心地やサイズが合うことを「着用感」【ちゃくようかん】といいます。

例えば、コートを着たとき全体的にきつくないか、肩幅は合っているかなど自分の体型に合うと感じればそれは「着心地のいい着用感」になるわけです。

反対に、腰まわりがきつくてボタンがしまらない、腕を伸ばすと背中部分がつって動きにくいとなれば「着心地の悪い着用感」になってしまいます。


「使用感」とは?意味

人が着たために擦れがあったり、色褪せがある状態を「使用感」【しようかん】といいます。

服を着れば擦れる部分に毛玉ができたり、袖の部分が擦れるその状態を指すわけです。

例えば、オークションに自分が着ていた服を出品するとき、興味があって閲覧した人に対してどのような状態であるか伝えるときは「全体的に使用感があります」と伝えれば、相手に程度を把握してもらえます。


「着用感」と「使用感」の違い

「着用感」「使用感」の違いを、分かりやすく解説します。

着たときの着心地を「着用感」といって、いかに自分の体型に合うか、合わないかを表すわけです。

この「着用感」が良ければずっと着ていても負担なく動けます。

そのため、購入前に試着して「着用感」がいいものを選んで購入します。

もう一方の「使用感」は中古の服を見たとき、何度も洗ったので色が落ちている、ゴムが伸びたなど使用した状態がどのようなものか表すとき使われている言葉です。

「着用感」の例文

・『店で買ったジャケットの着用感がいいので、仕事が進む』
・『着用感がいいズボンは営業の私にとって強い味方になる』

「使用感」の例文

・『中古の手袋は使用感があったので、今回は買わなかった』
・『出品中の靴は使用感があるところが逆にいい味を醸し出す』

まとめ

どちらも服や装飾品など人が使うものの状態を表すときに使われている言葉ですが、意味に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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