「所感」と「感想」の違いとは?分かりやすく解釈

「所感」と「感想」の違いとは?違い

この記事では、「所感」「感想」の違いを分かりやすく説明していきます。

「所感(しょかん)」とは?

「所感」には以下の意味が含まれています。

「物事に触れて心に感じた事柄」
・仏教用語において、「行為が結果としてもたらすもの」
「所感」の類義語には、同じく「物事に触れて心に感じた事柄」という意味を表す「所存(しょぞん)」「気持ち」「所懐(しょかい)」「重い」、そして、後述する「感想(かんそう)」などがあります。


「所感」の使い方

「所感」は名詞として使われています。


「感想(かんそう)」とは?

「感想」とは、「物事について、心に感じたことや思ったこと」を意味する言葉です。

「感想」の類義語には、先述した「所感」「所懐」「気持ち」「心中(しんちゅう)」「心情(しんじょう)」「一存(いちぞん)」などがあります。

「感想」の使い方

「感想」は名詞として使われています。

「所感」と「感想」の違い

「所感」「感想」はどちらも「物事についてや、物事に触れて心に感じたことや思ったこと」を意味する言葉です。

したがって、2語は類義語の関係に当たると言えます。

「所感」の例文

・『この国際的問題に対して、あなたが抱いた所感を述べてください』
・『新しい年を迎えるにあたって、年頭の所感を述べた』
・『このドラマの第4話に対する視聴者たちの所感だが、賛否両論が挙げられている』

「感想」の例文

・『レビューサイトには、店を利用した顧客からの様々な感想が寄せられていた』
・『課題図書を読んで、感想文を作成しなければならない』
・『商品をご購入の際には、是非とも使用した感想もお寄せください』

まとめ

「所感」「物事に触れて心に感じた事柄」や仏教用語において、「行為が結果としてもたらすもの」という意味を表す言葉です。

そして、「感想」「物事について、心に感じたことや思ったこと」を意味する言葉でした。

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