この記事では、「ガリガリ」と「細マッチョ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ガリガリ」とは?
「ガリガリ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「堅い物をかみ砕いたり、引っかいたりするときの音」という意味です。
2つ目は「一つのことにとらわれ、他のことを考えるゆとりがない様子」という意味です。
3つ目は「ひどくやせている様子」という意味です。
4つ目は「自分の利益や欲望だけを求める様子」という意味です。
「ガリガリ」の言葉の使い方
「ガリガリ」は副詞として「ガリガリとかじる」「ガリガリ削る」などと使われたり、名詞・形容動詞として「ガリガリだ・である」「ガリガリの腕」などと使われます。
「ガリガリ」は擬音語で、硬い物を砕く時の音を表しています。
仏教用語では「我利我利」と書き、「自分の利益の為だけに行動する様子」「むさぼる様に貪欲な様子」という意味で使われています。
「細マッチョ」とは?
「細マッチョ」は「ほそマッチョ」と読み、「見た目はやせているが、筋肉がしっかり付いて引き締まっている体型」という意味です。
細いけれども筋肉質の男性を表す言葉です。
「細マッチョ」の言葉の使い方
「細マッチョ」の「マッチョ」とは、英語の「macho」が日本語化した言葉で、「筋肉質の男性」という意味です。
「細くてマッチョな男性」を省略した言葉で、ほめ言葉として使われます。
対義語は「ゴリマッチョ」で、「ゴリ」は「ゴリゴリ」の略、「硬くて盛り上がっている様子を表す擬態語」です。
「ガリガリ」と「細マッチョ」の違い
「ガリガリ」は「硬い物を砕く時の音」、転じて「自分の利益だけを求める様子」「痩せている様子」です。
「細マッチョ」は「見た目はやせているが、筋肉質で引き締まっている様子」です。
「ガリガリ」の例文
「ガリガリ」の例文は以下の通りです。
・『氷のかたまりをガリガリとかじる』
・『食欲不振でガリガリにやせる』
・『ガリガリよりも健康美の方がいい』
「細マッチョ」の例文
「細マッチョ」の例文は以下の通りです。
・『彼はイケメンで細マッチョだ』
・『細マッチョは既製服を着こなせる』
・『彼が脱いだら細マッチョで驚いた』
まとめ
今回は「ガリガリ」と「細マッチョ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。