「面目」と「対面」の違いとは?分かりやすく解釈

「面目」と「対面」の違いとは?違い

この記事では、「面目」「対面」の違いを分かりやすく説明していきます。

「面目」とは?

面目は、めんぼくか、めんもくと読むのが一般的な言葉です。

文字で記載されたこの言葉を見れば一目瞭然な事でしょうが、顔や顔につける被り物といった意味を持つ面の文字に、めとか、めで見るといった意味を所有する目の文字を加える事で誕生した言葉となっています。

以上の事から面目は、世間や周囲に対する対面や、世間からの評価といった意味を示すのです。


「面目」の言葉の使い方

面目は、世間や周囲からの評価といった意味で用いられる事が多い言葉となっています。

この言葉を駆使した表現として良く見掛けるのが、面目を保つ、という言葉です。


「対面」とは?

対面は、たいめんと読むのが正解な言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、向かい合うや2つで1つのものといった意味の対の漢字に、人の顔とかマスク等の意味がある面の漢字を付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ対面は、顔を合わせて会うや、互いに向き合う事を表します。

「対面」の言葉の使い方

対面は、顔と顔を合わせて会うという意味の言葉として使われているのです。

顔を合わせるという意味合いから分かる様に、直に誰かと会うという意味を表現する際に、使用される事が多い言葉となっています。

「面目」と「対面」の違い

面目と対面の漢字を見比べれば、目と対という漢字の違いがある事を発見可能です。

所が面の漢字は共通しているため、混同する恐れはないとは言えません。

とはいえ面目は、周囲や世間に対する体面といった意味を示すのです。

一方の体面は、顔を合わせて会うという意味を示します。

まとめ

2つの言葉には、面という共通の漢字があるため、意味がごっちゃになる危険性がゼロとは言えません。

ただし持つ意味合いに違いがあるので、そこを把握する事が大事です。

ちなみに面目は、世間からの評価や体面といった意味の言葉として用いられています。

対する対面は、顔と顔を合わせて会うという意味の言葉として使われているのです。

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