この記事では、「歴訪」と「訪問」の違いを分かりやすく説明していきます。
「歴訪(れきほう)」とは?
「歴訪」とは、「色んな土地や人々を次々に訪ねること」を意味する言葉です。
「歴訪」の類義語には、後述する「訪問(ほうもん)」や「見舞(みま)う」、「お邪魔(じゃま)」や「伺(うかが)う」などがあります。
「歴訪」の使い方
「歴訪」は名詞としてや、動詞として「歴訪する」などのように使われています。
「訪問(ほうもん)」とは?
「訪問」とは、「人を訪ねること」や「他人の家などを訪れること」を意味する言葉です。
「訪問」の類義語には、先述した「歴訪」や「伺(うかが)う」、「見舞(みま)う」や「上(あ)がる」などがあります。
「訪問」の使い方
「訪問」は名詞としてや、動詞として「訪問する」などのように使われています。
「歴訪」と「訪問」の違い
「歴訪」と「訪問」はどちらも「人を訪ねること」という意味が含まれているため、2語は類義語の関係に当たると言えます。
「歴訪」の例文
・『学生の頃に、アメリカ大陸の各地を歴訪したのはいい思い出である』
・『地元に帰った際、地元で暮らす学生時代の友人たちを歴訪した』
・『いつの日か、尊敬する偉人にゆかりのあるスポットを歴訪したいと思っている』
・『子供の頃は行事があるごとに親類縁者の家を歴訪していたものだ』
「訪問」の例文
・『近くへ寄った際、友人の家を訪問した』
・『来月には、親が親戚と共に訪問しにくる予定である』
・『彼は毎年、田舎の両親への訪問を欠かさない』
・『介護福祉士やホームヘルパーが利用者の家へ直接赴き、世話するサービスは訪問介護と呼ばれる』
まとめ
「歴訪」は「色んな土地や人々を次々に訪ねること」を意味する言葉であり、「訪問」は「人を訪ねること」や「他人の家などを訪れること」を意味する言葉でした。
近しい意味を含めることから、2語は類義語の関係に当たると言えます。