「乗算」と「加算」はどちらも計算の種類を表す言葉です。
2つの言葉はそれぞれどのような計算を表しているのでしょうか。
今回は、「乗算」と「加算」の違いを解説します。
「乗算」とは?
「乗算」とは、「かけ算」のことです。
「乗算」の使い方
四則演算の1つであり計算のやり方としては基本的なもので、義務。
教育では小学校2年生で習います。
計算式は「A?B」という書き方で表されます。
具体的にはAをBの回数だけくり返して足す、ということを表している計算式です。
例えば「4?3」という計算式の場合は4を3回くり返して足すと答えを導き出せるので「4+4+4」で答えは12になります。
一般的にはある数字がいくつあるのかという考え方でとらえられることが多く、数字のかたまりが複数個あるイメージで認識されている計算方法です。
「加算」とは?
「加算」とは、「足し算」のことです。
「加算」の使い方
数字に別の数字を加えて合計する四則演算の一種です。
数字の計算方法としては基本であり小学校では1年生で習います。
「加算」を表す記号としては「+」を使います。
計算式は「6+9」のように表されこの計算の結果は6に9を加えた15です。
一般的には「ある数字に別の数字を加えること」という意味で使われています。
給料に手当を加えたり得点にボーナスを加えたりなど、数字を加えたり上乗せしたりするときに用いられる表現です。
「乗算」と「加算」の違い
「乗算」はかけ算、「加算」は足し算と計算方法が異なります。
「乗算」は数を指定された回数繰り返して足す計算なので「加算」の一種にあたる計算です。
「乗算」の例文
・『乗算で問題を解く』
・『乗算すれば簡単に結果がわかる』
「加算」の例文
・『加算のやり方を学ぶ』
・『基本給に残業代を加算する』
まとめ
「乗算」と「加算」はどちらも四則演算の一種です。
数学でも必ず必要になる基本中の基本にあたる計算なのでどんな計算なのかを正しく理解しおきましょう。
