この記事では、「エレガンス」と「エレガント」の違いについて紹介します。
エレガンスとは?
エレガンスとは、上品な美しさや気品、優美といった意味を持つ言葉です。
英語の「elegance」をそのまま日本語読みした言葉で、ラテン語で「厳選する」とか「選ぶ」といった意味を持つ「eligere」が語源とされます。
「エレガンスが感じられる」とか「エレガンスに欠けている」といった使い方をします。
エレガンスは名詞なので、「エレガンスな着こなし」といった形容詞のような使い方は間違っています。
また、内面的な美しさや雰囲気などの優美さを表現する時に使うことが多いです。
エレガントとは?
エレガントとは、気品のあるさまや優美なさまを表す言葉です。
「洗練された」とか「優雅な」といった意味もあります。
英語の「elegant」をそのまま日本語読みした言葉で、形容詞及び形容動詞として使われます。
「エレガントな身のこなし」とか「エレガントなコーディネート」といった使い方をします。
外見の美しさを表現することが多いです。
ファッションの分野ではよく使われている言葉になります。
エレガンスとエレガントの違い
エレガンスもエレガントも上品さや優美さ、気品を表す言葉ですが、名詞か形容詞(形容動詞)かの違いがあります。
エレガンスは名詞で、エレガントは形容詞(形容動詞)です。
そのため使い方にも違いがあります。
「〇〇な」という場合には刑容姿的な使い方なので、エレガンスではなくエレガントを使います。
「エレガントな着こなし」とはいいますが、「エレガンスな着こなし」とはいいません。
名詞として使う場合には、エレガントではなくエレガンスを使います。
「エレガンスに欠ける振る舞いは良くない」とはいいますが、「エレガントに欠ける振る舞いは良くない」という使い方は間違っています。
まとめ
エレガンスは名詞で、エレガントは形容詞及び形容動詞です。
