この記事では、「自治会長」と「町内会長」の違いについて紹介します。
自治会長とは?
自治会長とは、地域の住民によって組織される自治会の長のことをいいます。
自治会は地域自治のための任意団体で、市区町村内の各地域に置かれています。
自発的に組織される団体なので、自治会がないという地域もあります。
ただし、どこの地域でも自治会のような団体は存在しています。
町会や町内会、部落会、区会、地域振興会など色々な呼び名があります。
活動の内容は地域によって大きく異なっており、活動が盛んな地域もあればあまり活動を行っていない地域もあります。
自治会長はその自治会の代表者で、任期は地域によって異なります。
1年で交代する地域もありますし、2年や3年などの任期を設けているところもあります。
町内会長とは?
町内会長とは、地域の住民によって組織される町内会の長のことをいいます。
町内会も住民によって自発的に組織される団体なので、自治会と同じものです。
町内会長の役目も自治会長とほぼ変わりません。
町内会には会長の他に、副会長や書記、会計、監事などの役職があります。
副会長は町内会長を補佐する立場で、町内会長が不在の時などには代行したりもします。
町内会の活動は様々で、防犯パトロールをしたりお祭りなどのイベントを主催したりすることもあります。
また、防災訓練や清掃活動などを行っている地域もあるようです。
そういった活動を取り仕切るのが町内会長の役目になります。
自治会長と町内会長の違い
自治会と町内会は呼び名が違うだけで、地域住民が任意で活動を行う団体であることは同じです。
そのため自治会長と町内会長の役割もほとんど同じになります。
ただし、地域によって活動内容は大きく異なっています。
まとめ
自治会長も町内会長も、地域自治のために組織される任意団体の長です。
その役割に大きな違いはありませんが、地域によって自治会や町内会の活動内容には差があります。