この記事では、「玉子焼き」【たまごやき】と「目玉焼き」【めだまやき】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「玉子焼き」とは?意味
卵の白身と卵黄をよく混ぜ合わせたものを長方形の焼き機に薄く焼けるように入れてから弱火から中火でほどよく焼き、片方に寄せてまた薄く卵を流し込んで焼くものを「玉子焼き」【たまごやき】といいます。
何層にも薄く焼いた玉子を巻いたものを、日本ではご飯のおかずとして食卓に出すわけです。
味付けは醤油や昆布塩など好みで決めますが、そのまま食べてもいいですし、砂糖を入れて焼けば甘くてふんわりした「玉子焼き」が楽しめます。
長方形に焼いたらそれを横に切って何個かに分けて皿に盛り、お好みで大根おろしや山葵、ニンニクを付けて食べるなど、よりご飯のおかずとして味を工夫する和食料理です。
「目玉焼き」とは?意味
適度に温めたフライパンに油を入れて、殻を割った卵を入れて焼いたもを「目玉焼き」【めだまやき】といいます。
あえて黄身と白身を混ぜずに卵を割ったままの状態で焼けば、白と黄色の2色がはっきり出だせる料理です。
焼く過程で水を少し入れて蓋をすれば、ふっくらした黄身に仕上がり、焼く時間を短くすればとろっとした食感が楽しめる「目玉焼き」になるわけです。
味付けは塩と胡椒をかけたり、トマトケチャップやソース、粉チーズなど洋風料理のように仕上げます。
「玉子焼き」と「目玉焼き」の違い
「玉子焼き」と「目玉焼き」の違いを、分かりやすく解説します。
日本では、卵料理として出す「玉子焼き」は卵黄と白身を混ぜ合わせたものを薄く焼いていき、何層かに重ねた料理です。
あまり焼きすぎないことがうまく仕上げるコツであり、焼く都度にペーパーに染み込ませた油を焼き機の表面に付けてから薄く卵を流して焼き上げます。
そして、長方形に焼き上げて食べやすい大きさに切り、醤油を付けて食べるのが一般的な食べ方です。
もう一方の「目玉焼き」は、卵を割ってフライパンで焼き、洋風のソースで食べる料理であり、焼き加減によって黄身のとろみ具合を変えて楽しみます。
まとめ
卵を使って作る料理を紹介しましたが、和食の食卓に合うものを「目玉焼き」といい、洋食に適した焼き方は「目玉焼き」と覚えておくといいでしょう。
