この記事では、「横転」と「転倒」の違いを分かりやすく説明していきます。
「横転」とは?
「横転」は「おうてん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「左右の方向へ倒れること」という意味です。
2つ目は「飛行機が空中で、機体を左または右に回すこと」という意味です。
「横転」の言葉の使い方
「横転」は名詞として「横転する・した」「横転させる」などと使われます。
「横」は「よこ」とも読み「東西・左右の方向」という意味、「転」は「ころ(がる)」とも読み「くるくる回る」「ひっくり返る」という意味、「横転」で「東西・左右の方向へひっくり返ること」になります。
「転倒」とは?
「転倒」は「てんとう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「位置が逆さまの状態になること」という意味です。
2つ目は「足元を取られて地面に勢いよく伏せること」という意味です。
3つ目は「あわてて冷静に考えられなくなること」という意味です。
「転倒」の言葉の使い方
「転倒」は名詞として「転倒する・した」「本末転倒」などと使われます。
「転」は「ころ(がる)」とも読み「くるくる回る」「ひっくり返る」という意味、「倒」は「たお(れる)」とも読み「立っていたものがひっくりかえる」「さかさま」という意味、「転倒」で「立っていたものが逆さまにひっくり返ること」になります。
「横転」と「転倒」の違い
「横転」は「東西・左右の方向へひっくり返ること」です。
「転倒」は「立っていたものが逆さまにひっくり返ること」です。
「横転」の例文
「横転」の例文は以下の通りです。
・『事故で車が横転する』
・『アクロバット飛行で横転する』
・『卓球で横転サーブを練習する』
「転倒」の例文
「転倒」の例文は以下の通りです。
・『雪が降って凍ると人が転倒する』
・『先にお金の話とは本末転倒だ』
・『スキーでバランスをくずし転倒する』
まとめ
今回は「横転」と「転倒」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。