「汎用性がある」と「応用力がある」の違いとは?分かりやすく解釈

「汎用性がある」と「応用力がある」の違いとは?違い

この記事では、「汎用性がある」「応用力がある」の違いを分かりやすく説明していきます。

「汎用性がある」とは?

「汎用性がある」とは特定の知識や道具が様々な場面で使えることを指します。

たとえばネジは何かを固定させるための道具であり棚を固定させるために使われます。

しかし棚しか固定させられないわけではなく、同じ大きさのものがテーブルの金具留めに使われたり機械を覆うカバーの固定にも使われたりなど様々な物や場所に使えるでしょう。

このように使い方は一つだけれどその一つの使い方だけで様々な用途に使えるという意味の表現が「汎用性がある」です。


「応用力がある」とは?

「応用力がある」とは知識や道具で本来の使い方とは違った使い方をすることで、別の場面でも役立たせられることを指します。

またそういった既存の知識や道具を別の場面で活かす工夫ができる人に対しても使われる言葉です。

例えば扇風機は涼をとるための機械ですが、風を当て続けることで髪を乾かすドライヤー代わりにもできますし、洗濯物に向けて風を出し続ければ乾燥を早める乾燥機の代わりにもなります。

このように本来の用途以外に様々な場面で使えるものを指す言葉が「応用力がある」です。


「汎用性がある」と「応用力がある」の違い

「汎用性がある」「応用力がある」の違いを、分かりやすく解説します。

本来の使い方がそのまま様々なものや場面に使えることが「汎用性がある」で、本来の用途とは違っていても工夫すれば様々な場面で役に立つことが「応用力がある」です。

また「汎用性がある」は基本的に知識や道具にだけ使われますが、「応用力がある」は本来の用途以外に使うための工夫ができる人にも使われます。

まとめ

「汎用性がある」「応用力がある」はどちらも様々な場面で使えるという点では共通しています。

ですが「汎用性がある」は本来の使い方が様々な場面で通用するのに対し、「応用力がある」は工夫することで様々な場面で通用するというのが両者の違いです。

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