この記事では、タクシーの「割増」と「空車」の違いを分かりやすく説明していきます。
タクシーの「割増」とは?
「割増」は「わりまし」と読みます。
意味は、「タクシーで、22時~5時までの時間帯に、夜早朝割増が適用されていることを意味する表示」です。
深夜から早朝の時間帯に見られ、黄緑色をしていることが多くなりますが、路上で手を挙げれば乗車が可能です。
タクシーの「割増」の言葉の使い方
「割増」は、深夜早朝の時間帯に乗車可能なタクシーの表示として使われます。
「割」は「刃物で切り裂く」「別々に分ける」「比率」という意味、「増」は「ふ(える)」とも読み「程度が大きくなること」という意味、「割増」で「料金の比率が大きくなること」になります。
タクシーの「空車」とは?
「空車」は「くうしゃ」と読みます。
意味は「タクシーで、乗車可能であることを意味する表示」です。
深夜早朝の時間帯以外に見られ、赤色をしてくることが多く、路上で手を挙げれば乗車可能です。
タクシーの「空車」の言葉の使い方
「空車」は、深夜早朝以外の時間帯に乗車可能なタクシーの表示として使われます。
「空」は「から」とも読み「天に広がる空間」「中身・根拠がない」という意味、「車」は「車輪を回転させて進むようにしたもの」という意味、「空車」で「中に客が乗っていない車」になります。
タクシーの「割増」と「空車」の違い
「割増」は「深夜早朝の時間帯に乗車可能なタクシーの表示、黄緑色が多い」です。
「空車」は「深夜早朝以外の時間帯に乗車可能なタクシーの表示、赤色」です。
タクシーの「割増」の例文
「割増」の例文は以下の通りです。
・『残業で深夜になりタクシーが割増になる』
・『タクシーが割増なので早めに降りる』
・『近場なのでタクシーの割増料金を気にしない』
タクシーの「空車」の例文
「空車」の例文は以下の通りです。
・『手を挙げて空車のタクシーをとめる』
・『タクシーが空車だったのに乗車拒否される』
・『夜は空車のタクシーが中々見つからない』
まとめ
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。