この記事では、“work”と“job”の違いを分かりやすく説明していきます。
「work」とは?
“work”には4つの意味があります。
1つめは生活を営んでいくために従事する事柄をするです。
仕事をすることを意味しています。
人間社会では、食料を得る、家に住むなどをするために金銭が必要です。
その金銭を得るために、仕事をすることが一般的です。
その活動をすることを指している言葉です。
2つめは、何かのために活動するです。
勉強をするのは、学校に入るためだったり、資格を取得するためだったり、何かのために活動をしているということができます。
介護をするのは、自分自身の力だけでは生活できない人を支援するためで、これは支援のための活動をするということができます。
“work”は、こういった~の活動をするという意味です。
3つめの意味は、器官やシステムなどが効率よく働くです。
機械は人間のために仕事をしてくれているということができます。
ときには機械の調子が悪くなってしまうことはありますが、“work”は調子が悪いことではなく、労力に対して成果の割合が多い状態で働くことを意味しています。
4つめの意味は、人や物が次第に動くです。
ウエストがゆるかったり、きつかったりするズボンを穿いていると、次第にズボンがずりあがってくることがあります。
次第に動いているのです。
船が風上に向かうとき、なかなか進みませんが次第に動いています。
努力をして動くことを意味する言葉です。
「work」の使い方
動く、働くという意味のある動詞です。
仕事をすることや活動をすることについて使用をします。
「job」とは?
“job”の主な意味は3つあります。
1つめは仕事です。
何かをつくり出すことを仕事といいますが、何かをつくり出しても賃金を得られないことがあります。
“job”は賃金を得られない仕事のことを指しているのではなく、定期的に賃金を得られる仕事のことを指しています。
たとえば会社員だと、毎月決まった日に給料が銀行口座に入ることでしょう。
こういった仕事のことを指しています。
2つめの意味は作業です。
何か目的があって行う物事のことを意味しています。
たとえば、ドアが壊れてしまったときには修理が必要です。
この修理が作業にあたります。
3つめの意味は職務上の義務です。
「job」の使い方
生活を営むために行っている事柄について使用をします。
「する」という意味ではなく、“job”は名詞になります。
そのため、仕事を持っていることを表すには“have”という動詞を使うなど、動詞と一緒に使われることがあります。
「work」と「job」の違い
生活を営むために行う事柄についての2つの言葉ですが、“work”は動詞で、“job”は名詞の違いがあります。
まとめ
人間は生活を営むために賃金を得る活動をしています。
この活動をすることが“work”で、やっている事柄が“job”です。
動詞と名詞という違いがあります。