「飲み屋」と「居酒屋」はどちらもお酒を楽しむためのお店です。
2つのお店はどのような違いで区別されるのでしょうか。
今回は、「飲み屋」と「居酒屋」の違いを解説します。
「飲み屋」とは?
「飲み屋」とは、「酒を飲むことを主目的にする飲食店」を指す言葉です。
「飲み屋」の使い方
飲み物や食べ物を提供する飲食店のうちアルコール類の提供をメインにする酒を楽しむためのお店を指します。
酒を提供する店全般を指す言葉で店の形態や提供する酒の種類は問いません。
「居酒屋」とは?
「居酒屋」とは、「気軽に酒と食事を楽しめる飲食店」を指す言葉です。
「居酒屋」の使い方
酒類に加えつまみとなる食事が充実している店を指します。
酒を楽しめる飲食店のうちレストランや食堂などに近いスタイルで接待を伴わないのが特徴です。
元々は小料理屋よりも少し規模が大きい程度の店を指す言葉でしたが、チェーン店が広まったことにより酒を気軽に楽しめることに加えて相当程度の食事メニューがある店のことを「居酒屋」と呼ぶように変化しています。
一般的には和風の店が多いものの洋風や中華風などさまざまなスタイルの店が存在します。
「飲み屋」と「居酒屋」の違い
酒を飲める飲食店の総称が「飲み屋」、酒を飲める飲食店のうち気軽に楽しめる店が「居酒屋」という違いで区別されます。
「飲み屋」はスナックやバーなどさまざまな店を含む酒を提供する店の総称であり「居酒屋」も含まれます。
昼間の営業時間は食事のみで酒を提供しない「居酒屋」もあり、その場合は昼間の時間限定で「飲み屋」ではありません。
「飲み屋」の例文
・『東口は飲み屋街になっている』
・『週末なのでどこの飲み屋も混んでいる』
「居酒屋」の例文
・『居酒屋で打ち上げをする』
・『居酒屋でゆっくり酒を飲む』
まとめ
「飲み屋」と「居酒屋」は酒を飲む店の総称と形態のひとつという違いで区別されます。
それぞれの正しい意味を理解して使い分けましょう。