「透視」と「霊視」の違いとは?分かりやすく解釈

「透視」と「霊視」の違いとは?違い

「透視」「霊視」はどちらも普通の人には見られないものを見通す超常的な能力です。

それぞれどんな能力でどこが違うのでしょうか。

今回は、「透視」「霊視」の違いを解説します。

「透視」とは?

「透視」とは、「物体を透過して見ること」を意味する言葉です。


「透視」の使い方

目でものを見て認識する能力のことを視覚といいます。

視覚でものを見る場合は遮られている状態では見えず目の前に直接あるものだけを視認できます。

生物が有する感覚器官としての視覚を使わずにものを視覚的に見る能力が「透視」です。

一般的には視覚を妨げる障害物を透かして向こう側を見る能力を指します。

壁の向こうにいる人や箱の中にあるものなど本来は見えないはずのものが障害物を透過して見ることで視認できる超常的な力です。

基本的には目で見える範囲の障害物を透過して見る能力を指しますが遠く離れた場所の出来事を視覚的に認識する行為も「透視」の一種です。


「霊視」とは?

「霊視」とは、「霊的な存在を見ること」もしくは「霊的な存在の力を通じて視認すること」を意味する言葉です。

「霊視」の使い方

普通の人の目には見えない幽霊や自爆霊など霊的な存在を目で見ることを意味するほか、霊的存在の力を借りて通常では見えないものを見通す力を指します。

お化けや幽霊などの霊を始めオーラや運命など超常的なものを霊的な力で見るのが「霊視」です。

「透視」と「霊視」の違い

物理的な障害物を透過して見るのが「透視」、霊的な力で普通は目に見えないものを見るのが「霊視」という違いで区別されます。

「透視」は人間が本来備える力が拡大した超能力の一種ですが「霊視」は自分以外の存在の力を使う霊能力に分類されます。

「透視」の例文

・『カードに何が書かれているのか透視する』
・『箱の中身を透視で当てる』

「霊視」の例文

・『霊視で守護霊を確認する』
・『未来に起こる出来事を霊視で見る』

まとめ

「透視」「霊視」はどちらも科学的な証明がされていないオカルトじみた能力です。

混同しないようにそれぞれの意味を正しく理解しておきましょう。

違い
違い比較辞典