「フィナンシェ」と「パウンドケーキ」の違いとは?分かりやすく解釈

「フィナンシェ」と「パウンドケーキ」の違いとは?違い

この記事では、「フィナンシェ」「パウンドケーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フィナンシェ」とは?

アーモンドプードル、砂糖、卵白、バター、小麦粉などを混ぜ合わせて焼いた食べものです。

フランス語で「金融家」「お金持ち」を意味します。

金塊や金の延べ棒をイメージしており、長方形で黄金色をしています。

この形は、金融関係の仕事をする人が背広を汚さずに片手で食べられるようにと、パリの菓子職人が考えたといわれています。

この食べものは、アーモンドプードルを使用することが特徴です。

アーモンドプードルにはグルテンが含まれていないため、サックリ、ふんわりした触感が生まれます。

また、アーモンドの風味も感じられます。

卵は全卵ではなく卵白のみを使用し、バターは焦がします。

近年は、丸い形をしたものや、チョコレートや抹茶風味のものなどが登場しています。


「パウンドケーキ」とは?

小麦粉、砂糖、卵、バターを混ぜ合わせて焼いた食べものです。

すべての材料を1パウンドずつ使うことから、この名がついたといわれています。

フランス語では「カトルカール」といいます。

この菓子にはアーモンドプードルは使用しません。

卵は全卵で、バターは焦がしません。

形状は長方形が多く、大きいことが一般的です。

生地をうまくふくらませるためにベーキングパウダーを使用することもあります。


「フィナンシェ」と「パウンドケーキ」の違い

「フィナンシェ」「パウンドケーキ」の違いを、分かりやすく解説します。

前者はアーモンドプードルを使用しますが、後者は使用しません。

卵は前者は卵白のみ、後者は全卵を使用します。

バターは前者は焦がし、後者は焦がしません。

このように使用する材料に違いがあります。

また、前者は片手で食べられる大きさであることが多いのに対し、後者は大きいことが一般的です。

まとめ

似たような菓子ですが、それぞれ使用する材料が違います。

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