「同志」と「同士」の違いとは?分かりやすく解釈

「同志」と「同士」の違いとは?違い

同じ意見を持つ人や共通点が存在する人を示す言葉には「同志」「同士」があります。

この記事では、「同志」「同士」の違いを分かりやすく説明していきます。

「同志」とは?

「同志」とは同じ意見や目標、理想を持つ人を示す言葉であり、様々な集団に対して使うことが可能です。

「同志」はしっかりとした意見や理想を共有しており、仲間よりも強い絆や結びつきを持っているのが特徴です。

「同志」はこういった同じ意見や理想を持っている集団への語り掛けの際に使うこともあり、「同志諸君」は挨拶や励ましの言葉として使われます。

「同志」は仕事集団や仲間以外にも戦友に対して使うことが可能です。


「同士」とは?

「同士」とはお互いに共通点がある人を示す言葉です。

この共通点には身分、境遇、立場、性質などがあり、関係性を示す時に使います。

これらは単純な関係性を示す言葉ですが、「同士」はさらに友人や仲間に対して使うことも可能です。


「同志」と「同士」の違い

「同志」は同じ意見や目標、理想を持つ人を示す言葉であり、強い絆を持つ集団を形成することが可能です。

「同志」は仕事や仲間以外にも戦友に対して使うことも可能であり、関係性が深い状態を示すのが特徴です。

「同士」はお互いに共通点がある人を示す言葉であり、単純な関係性のみを示します。

「同士」は共通点が存在しても関係性が深くない場合に使えますが、友人や仲間に対して使うことも可能です。

「同志」の例文

・『同志諸君には勉学に励んでもらいたいと思います』
・『義兄弟となった3人は同志として戦乱の世を生き抜いた』

「同士」の例文

・『似た者同士のカップルだと思います』
・『ユーザー同士で戦うオンラインゲームは最近人気があります』

まとめ

「同志」は同じ意見や目標、理想、志を持つ人を示す言葉であり、「同士」は身分、立場、境遇などに共通点がある人を示す言葉です。

「同志」は強い気持ちを共有しており固い絆で結ばれているのが特徴です。

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