この記事では、「自白」と「白状」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自白」とは?
自白は、じはくと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、みずからやじぶんでといった意味の自の漢字に、申し上げるとか、しろいといった意味がある白の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ自白は、自分の秘密や犯してしまった罪を言う事や、自己の不利を認めてその旨を陳述する事とか、犯罪事実を認めて供述する事を表すのです。
「自白」の言葉の使い方
自白は、自ら犯してしまった罪とか秘密を明かすといった意味の言葉として使われています。
しかも自らの罪や責任を認める法律用語としても、使用されているのです。
「白状」とは?
白状は、はくじょうと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、ありのまま言うといった意味を持つ白の文字に、物事の様子や姿等の意味を有する状の文字を付け加える事で完成した言葉です。
以上の事から白状は、隠していた事や罪を正直に述べる事を示します。
「白状」の言葉の使い方
白状は、秘密や罪を申し述べるといった意味に用いられる言葉です。
隠していた事実や罪を正直に話すといった意味を持ち、白状する、といった表現を良く見掛ける事が出来ます。
「自白」と「白状」の違い
自白と白状の漢字を見比べれば即座に、自と状という漢字の違いを見付ける事が可能です。
所が白の漢字は共通しており、どちらも秘密や罪を正直に言う、という同じ様な意味を持っています。
所が違いとしては、自白の方は不利な事実や犯罪行為を認める法律用語として、使用されている点です。
まとめ
2つの言葉は共通する漢字がある上に、どちらも隠している事実や罪を言うといった、同じ様な意味合いを所有しています。
ですが自白の方はただ犯した罪を明らかにするだけでなく、法律用語としても用いられるという相違点が見られるのです。
