この記事では、「気に入る」と「好意を持つ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「気に入る」とは?
好奇心をくすぐられる物や人に対して持つ感情を「気に入る」【きにいる】といいます。
見たときはさほど好きという感情にはならなくても、相手と話をしていて趣味が合ったり、好きな食べ物が同じであると興味を惹かれるのです。
また、どこか親近感がわく話をしてくる人とはずっと一緒にいたいという気持ちになり、自分のお気に入りとなります。
「好意を持つ」とは?
考え方に共感した人が相手に強く惹かれることを「好意を持つ」【こういをもつ】といいます。
たいていは好感を持った人に対して持つ好意を指すのです。
このような好意を持つのは、仕事を頑張っている姿を見たり、困っている人を助けるといった行動を見て芽生える好意になります。
このように、人から慕われる態度や行動を見せる人に持つ好感が強く表れた気持ちを指すわけです。
「気に入る」と「好感を持つ」の違い
ここでは「気に入る」と「好感を持つ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも自分の気持ちを相手に伝える言葉ではありますが、会話や行動、考え方が合う人に持つ感情を「気に入る」といいます。
最初はたいして気にも留めなかった人も、話してみれば面白いと感じれば友人として付き合いたいと思うようになるのです。
もう一方の「好感を持つ」は「好き」という感情にも似ていますが、相手の素敵な行動や考え方に共感と好感を持った気持ちに包まれた状態を伝えます。
「気に入る」の例文
・『好みではない女性だが、優しい人だと分かって気に入った』
・『彼は改装した部屋の内装を気に入ってくれた』
「好感を持つ」の例文
・『何をやってもそつなくこなす上司に好感を持つ』
・『疲れた時にお菓子を差し入れる先輩に好感を持つ』
まとめ
相手と触れ合って特別な感情を持つという意味がある言葉をご紹介しました。
相手に持つ感情に目を向けて、使ってみるといいでしょう。