「素敵」と「素晴らしい」の違いとは?分かりやすく解釈

「素敵」と「素晴らしい」の違いとは?違い

よいものや優れているものを褒める時に使う言葉には「素敵」「素晴らしい」があります。

この記事では、「素敵」「素晴らしい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「素敵」とは?

「素敵」とは自分の心に響いて惹かれる状態を示す言葉です。

「素敵」はこれ以外にも程度が大きいものに対して使うことも可能です。

「素敵」は江戸時代に生まれた言葉であり、これ以前には優れているものを表す「素」「的」が付いた「素的」が使われていました。

しかし「素的」は段々と「素敵」に置き換わり、現在ではこちらの言葉が一般的に使われています。


「素晴らしい」とは?

「素晴らしい」とはよいものや非常に優れているものに対して感動した時に使う言葉です。

「素晴らしい」は対象のものが一番優れていると感じた時や、群を抜いて優秀なものに対して感動した時に使います。

「素晴らしい」は自分以外にも様々な人が非常に優れていると感じるものに対して使うことが多く、客観的な評価や賛美を送る際に使うことも可能です。

素晴らしいは英語で“wonderful”“amazing”と表します。


「素敵」と「素晴らしい」の違い

「素敵」は自分の心に響いて惹かれる状態や、程度が大きいものを表す時に使う言葉です。

「素晴らしい」も同様に優れているものに対して感動した時に使う言葉ですが、こちらは対象が一番優れている場合や抜きん出て優秀なものを褒める時に使います。

「素敵」の例文

・『彼女の服は素敵だと思います』
・『素敵な友人の台詞に笑ってしまったが、励ましの気持ちが伝わり嬉しくなりました』

「素晴らしい」の例文

・『あの素晴らしい映画作品をもう一度シアターで見たい』
・『彼は素晴らしい才能を持っており、大学を飛び級で卒業しました』

まとめ

「素敵」「素晴らしい」はどちらも優れているものに感動したり、心に響いて惹かれる時に使う言葉です。

この2つは褒め言葉としてよく使われますが、特に優れているものを褒める際には「素晴らしい」の方を使います。

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