この記事では、「特技」と「得意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「特技」とは?
特技は、とくぎと読むべき言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、目立って著しい様といった意味の特の文字に、ぎじゅつやぎげい等の意味がある技の文字を付け加える事で誕生した言葉となっています。
以上の事から特技は、特別な技能といった意味を示すのです。
「特技」の言葉の使い方
特技は、特別な技という意味の言葉として用いられています。
より具体的には、他者と比較して明らかに優れている技能や技芸といったものに対して、この特技という言葉が使用されているのです。
「得意」とは?
得意は、とくいと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、心にかなうやわかるといった意味を持つ得の漢字に、考えとか心の中の思い等の意味を有する意の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ得意は、手慣れていて自信があり上手だと思える事や、誇らしげな事といった意味を表すのです。
「得意」の言葉の使い方
得意は、自分で上手であると自信がある事といった意味の言葉として使われています。
他にも誇らしげな様に対して、得意になる、といった言葉で表現する事が少なくありません。
「特技」と「得意」の違い
特技と得意の漢字表記を見比べれば、使われている漢字が全然違う言葉同士であると気付く事が出来ます。
所がどちらも、上手といった意味合いを持っている言葉同士です。
とはいえ特技は、お金を稼げるレベルで自他共に認める優れた技能といった意味を表します。
一方の得意は、自分で上手だと思える事を示します。
まとめ
2つの言葉は全然違う漢字が使われていますが、表現する意味には似ている部分があるのです。
ですが示す意味合いのニュアンスには、相違点を見出す事が出来ます。
ちなみに特技は、自他共に認められる程に明らかに優れた技術や技能に対して用いる言葉です。
対する得意は、特に自分自身が上手く行えると感じる事柄に対して、使われる言葉となっています。