「敵対」と「対立」の違いとは?分かりやすく解釈

「敵対」と「対立」の違いとは?違い

互いに相容れないさまを表す言葉として「敵対」「対立」があります。

よく似た状況を表す2つの言葉ですがどのような違いで使い分ければいいのでしょうか。

今回は、「敵対」「対立」の違いを解説します。

「敵対」とは?

「敵対」とは、「敵として相対すること」を意味する言葉です。


「敵対」の使い方

自分に害意を抱き不利益をもたらす存在のことを「敵」といいます。

「敵対」は相手を自分の敵として扱いそのつもりで向き合うことを表す言葉です。

利害が一致しないからといって必ずしも敵であるとは限りません。

お互い同士がそれぞれを敵であると認めそのつもりで向き合っている状態を「敵対」と表現します。


「対立」とは?

「対立」とは、「反対の立場にある者同士がお互いに譲らず張り合うこと」を意味する言葉です。

「対立」の使い方

考え方や価値観など抱いているものが正反対である者同士がそのままの立場を譲ることなく相手と向き合うさまを指します。

お互いに主張や考えを曲げない状態ですが直接的な争いなどは発生しておらず、立場や考えが異なるまま譲らない状態が「対立」に当たります。

「敵対」と「対立」の違い

「敵対」「対立」の違いは「害意」です。

相手に被害を与えたり危害を加えたりなど害をもたらす意思を持つのが「敵対」、相手に危害は加えないが立場を譲る気はない状態が「対立」という違いで区別されます。

どちらもお互いに相容れない状態を表しますが「敵対」は相手を憎んだり恨んだりといった感情的な要素が含まれるのに対し、「対立」は利害や思想の違いのみを表しているので感情的な要素は含まれません。

「敵対」の例文

・『敵対しているギャングと抗争を繰り広げる』
・『敵対している相手と手は組めない』

「対立」の例文

・『両者の主張は真っ向から対立している』
・『対立する陣営の様子をうかがう』

まとめ

「敵対」「対立」は害意を持つ敵として扱うかどうかで区別されます。

とてもよく似た言葉なので取り違えないよう正しい意味と読み方を理解しておきましょう。

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