「不適合品」と「不良品」の違いとは?分かりやすく解釈

「不適合品」と「不良品」の違いとは?違い

出荷するのにふさわしくない製品を表す言葉として「不適合品」「不良品」があります。

この2つはどのような違いで区別されているのでしょうか今回は、「不適合品」「不良品」の違いを解説します。

「不適合品」とは?

「不適合品」とは、「規格に合致していない品物」を指す言葉です。


「不適合品」の使い方

規格や条件に合致することを「適合」といいます。

「不適合品」とは適合していない品物、つまり規格や条件に合致していない品物を指す言葉です。

製品として出荷するために生産される生産物は要求される基準や規格に合っていることが求められるため規格から外れている製品は「不適合品」して扱われ出荷されません。


「不良品」とは?

「不良品」とは、「正常な機能を発揮しない品物」を指す言葉です。

「不良品」の使い方

想定した機能や性能が何らかの理由によって発揮されず正常に使用できない品物を指します。

用途を満たさない不具合を抱えた役立たずの製品なので当然出荷されません。

大量生産品の中には一定確率で「不良品」が混じってしまうため工場では出荷前に生産品を検品して取り除きます。

「不適合品」と「不良品」の違い

使うのに問題はなくても規格や基準に合わないのが「不適合品」、規格や基準に適合していても使えないのが「不良品」という違いで区別されます。

ネジを例にすると4ミリで作らなければいけないのに3. 8ミリしかないのが「不適合品」、基準の通りの4ミリだが強度不足ですぐに折れてしまいまともに使えないのが「不良品」という違いで区別されます。

「不適合品」の例文

・『大きすぎるものは不適合品なので出荷されない』
・『不適合品を選別する』

「不良品」の例文

・『不良品を交換してもらう』
・『検品で不良品が見つかった』

まとめ

「不適合品」「不良品」はどちらも出荷に適さない製品ですが適さない理由が異なります。

どこに問題があるのかを基準にして2つの言葉を使い分けてください。

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